2013年11月27日水曜日

スマホ? それとも電子書籍端末?



安藤「柾、スマホかったん?」
マサ「ちょっと前に購入しました」
久我山「ずっと、ガラケーで行くのかと思ってました」
マサ「ガラケーも持ってんよ?」
安藤「二つも乗ってんの? 携帯代、高くつきそうだな」
久我山「邪魔じゃないすか?」
マサ「値段は前より安くなってます。邪魔かと言われれば、邪魔かな」
安藤「なんて二台持ちにしてるの? スマホだけでたいてい済むんじゃない?」
マサ「利便性度外視で機能的な面だけ言えば、その通りですね」
安藤「利便性、わるい?」
マサ「二台持ちしているのは、スマホはデータ通信用で、通話用にガラケーかな。実際、電波の入りは前者は悪いし」
安藤「キャリアは?」
マサ「SIMに記載されているメーカーはどっちもDOCOMOかな。データ通信のほうは契約は別だけど」
安藤「回線自体はDOCOMOのものを使用しているんだろうね」
久我山「メリットはなんですか?」
マサ「さっきも言ったけど、電波の入りが違う。まぁ通話と通信一体のSIMなら解決するかもしれないけど」
安藤「電波の帯域が違うんだっけ?」
久我山「プラチナバンドとかいうやつ?」
マサ「一体でも通話時とデータ送信時の利用帯域が違うなら、通話の電波が入っててもデータ通信がうまくいかないというケースはあるだろうなぁ」
久我山「他にはあります?」
マサ「こういっちゃなんだけど、バッテリーの持ちが違う」
安藤「確かにスマホは一日持たない」
久我山「バッテリーへの負荷、高そうっすもんねぇ」
マサ「常駐アプリがデータ通信を自動で行ったりもする点が、電源の持ちに影響してるんだろうねぇ」

安藤「柾は、電子書籍も持ってなかったっけ?」
マサ「電子書籍端末ね」
久我山「なんかちがうの?」
マサ「明確な分類分けされてないけど、PDFファイルなんかも電子書籍に該当する」
安藤「だろうね。それに、スマホでも漫画とか読めるし」
マサ「勘違いしている人もいるかもしれないけど、電子書籍端末がなければ電子書籍のKoboやKindleが読めないってわけじゃない。それぞれ専用の無料アプリが配信されているから、スマホでもそれをインストールすれば電子書籍を楽しむことはできるよ」






マサ「アカウントを作成しておく必要はあるけど、逆に言えばアカウントさえ作っておけば電子書籍ならでわのサービスを受け取ることができる」
久我山「パソコンじゃみれないの?」
マサ「可能不可能でいえば可能。ただ、楽天(日本)もAmazonもそれを公式サポートとしているかは不明かな」
安藤「?」
マサ「楽天のほうは「koboデスクトップ」っていうんだけど、機能的にはパソコン上からも閲覧する機能があるんだけど、通常インストールした範囲ではその機能を利用できないんだよね。フォルダにある特定のファイルをメモ帳で書き換えてやれば機能制限は解除される。海外版なら最初からそんな制限がない」
久我山「なんで日本はそんなことしてるんで?」
マサ「たぶん、パソコンのプリントスクリーン対策じゃないかな?」
安藤「それで、流出されたら困ると」
マサ「だと思う」
久我山「でも、電子書籍端末なしで利用できるのはいいんじゃないですか?結構な割引サービスしてるって話に聞きますけど」
安藤「いや、割引っつっても、古本よりは高いんじゃないのか? それに売れないし」
久我山「でも、新刊や人気作品は古本でも結構値が張りますよ。そういうのを古本より安く手に入れることはできるんじゃないですか?」
安藤「そのへん、どうなの?」
マサ「楽天がやってるクーポンやら割引やらのサービスは、企業戦略的を予測すると、Amazon潰しじゃないかな?」
久我山「なに、そのワクテカするようなの」
マサ「50%や40%オフで売ってる以上、楽天的には利益0円で勝負を仕掛けてるんだと思う」
安藤「消費者的にはうれしいけど、楽天的には赤字じゃないの?」
マサ「そうだね。楽天kobo部門の赤字は45億って数値があったよ」
久我山「駄目じゃないっすか!」
マサ「この数値がサービス過剰による赤字として、じゃぁAmazonはどの程度の赤字なのか?がポイントだね」
安藤「そもそもAmazonは赤字なのか?」
マサ「数値は出していないし、kindleはそもそも消費税を払っていないから、同じ仕入れ値で同じ値段で売っても、消費税分アマゾンは利益を得ることになるし」
久我山「じゃぁ、アマゾンは赤字じゃないと?」
マサ「そこがわからない。ただ、楽天が今のサービス、価格設定で45億の赤字の場合、もっとシェアの大きいアマゾンの場合、楽天に対抗するべく値段をより安く設定し、クーポンやらのサービスを展開して対抗せざるを得ない。じゃないと顧客が楽天に流れるからね。そして市場規模が楽天の5倍の場合、赤字額も当然それに準じて5倍になる、という感じになる」
安藤「なるほど、同じ赤字でも赤字の規模が違うから、ダメージは楽天よりもアマゾンのほうがひどいわけか」
マサ「この辺りは、ヤマダ電機のライバル店潰しと手法が似ているかもね」
久我山「ああ、なるほど。確かに言えてますね」
安藤「でもそれなら、電子書籍端末なんて出す必要はないんじゃ?むしろ、お荷物だろ?」
久我山「専用端末なんて流行らないっすよねぇ」
マサ「その辺は、ガラケーとスマホの二台持ちと似てる理由からでもあるし、さらに言えば電子書籍端末でも一部の機種を除いて屋外でも紙媒体とほぼ遜色なく閲覧できるからね。とにかく長時間の閲覧はスマホじゃ目が疲れるけど、Elink系の端末の場合は疲れないよ」
安藤「そのあたりは持ってないから何とも言えないなぁ」
久我山「ですね。7インチとスマホとか十分って思っちゃいますわ。それに、カラーじゃなく白黒だし」
マサ「パソコンやスマホ、TVなんかは基本的に周辺の明るさより画面からの発光よりも明るくないと見えなくなるっていうデメリットがあるけど、電子書籍端末の場合、それこそ画面のプラスチック部分への映り込みがひどいとか、そういうケースがない限りは大丈夫だね。ま、基本長時間読まない、屋外で読まないなら不要かもしれない」
久我山「自分はいらないっす。全部スマホで済ませますわ」
安藤「だけど久我山。お前、何でも一台に、、、ってなるど、結局は複数の機器を持ち歩くことになるぞ」
久我山「へ?なぜですか」
マサ「あー。確かに、それはわかる」
安藤「わかんないか?」
久我山「いやいや、たくさんいらないでしょ」
安藤「つまり、スマホ用の予備のバッテリーとかバッテリーチャージャーとか、電池とかは要らないってことか? でもそういうのは需要があるのが実情だぞ」
久我山「う、、予備のバッテリーっすか」
マサ「二台持ち、三台持ちにするか、一台持ちでバッテリーを複数持ち歩くか……」
安藤「暇つぶし用でスマホでゲームをやってバッテリーを減らすか、本を読んで時間をつぶすか」
久我山「電子書籍端末もバッテリーじゃないっすか」
マサ「そっちは無視していいんじゃないか? 連続購読でも数日は軽く持つぞ」
安藤「いざという時に電話が使えないってのもシャレにならないしな」
久我山「なら、ソーラーバッテリーとか、手回しバッテリーとか」
マサ「アウトドア用の電源を考えるなら、電波発電のほうが楽だろうなぁ。天気関係ないし」
安藤「電波発電、なんじゃそりゃ?」
マサ「ああ、気にしないでいいよ。その辺、緊急対応を考え出すときりがないからな。三台持ちでもやっぱりスマホの寿命は不安だし」
安藤「そうなんだ」
マサ「そうだよ。だから、何が最適なのか?というのは、利用者の利用環境に依存してしまう。スマホでも電波の届かない場所とかじゃ意味がないしね」
久我山「事前にダウンロードは?」
マサ「スマホってなんだかんだ、こまめにネットワークに接続要求されるじゃない。だから、ネットワークの電波環境にも依存するから、やっぱり良し悪しはあるよ」
安藤「電子書籍端末はネットに接続しないのか?」
マサ「kindleは知らないけど、koboの場合はデータは端末上に保存した状態で鑑賞する。アプリのほうは知らない」
久我山「難しいっすよ」
マサ「かもね。とはいえ、スマホしか持っていない場合、状況に応じて使い分けることはできないというデメリットはある。メリットはほかのことを考えなくていい。複数持っているなら状況で使い分けることが可能」
安藤「一台しか持たないのも、複数持つのも良し悪しがあるってことか」
マサ「かな。とはいえ、使ってもいない、やってもいないのに悪いと決めつけるのだけは勘弁してほしいかなぁ」

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