2016年8月21日日曜日

その改善の機会、それってどうなの?

とあるヒトコマ。


「サーバーの台数を減らすことを、環境側面に記載することを検討してください」

「え?」

「台数が減ると言うことは、その分電力の使用量が減ると言う有益な環境側面となり
ますから」

「いえ、単にサーバーの稼働率を考慮して集約した方が管理コストがかからないというだけで、別段環境の目標に設定していたわけでもなければ、eco目的で減らしたわけではないのですが」

「それは分かりますが、減ることによる環境側面として抽出されることが望まれているわけです。ISOの規格では環境側面の抽出をうたっています」

環境側面は事業活動に付随する管理要求のある環境面を対象にしているのでしょう? サーバーの運用は事業活動上必要なことで、そこにある環境側面はサーバーを動かす為の電力と空調の電力の二面のみで、台数の増減をわざわざ環境側面に記載しなければならない物なのですか?」

「当然です。環境に影響を与えたわけですから」

「いやいや、そんなことを言い出したら、空調の影響なんて、気象の影響を大きく受けますよ。今年の夏は例年に比べて寒冷だったからと言う理由で、有益な環境側面として記載しますか?」

気象は直接的にも間接的にも組織が影響を与えることが出来ない項目でしょう?しかし、サーバーの運用台数は組織が直接影響を与えることが出来る要因です」

「ああ、言い方が悪かったですね。プリンタを大型プリンタに変えて、台数を減らした。リース品の要求に環境に関する項目を追加した。新入社員が来たのでパソコンを増やした。そんな小さな内容を『記録に記載する』ことに、どのような意味があるのですか? と尋ねているのです。ISOって、マネジメントシステムですよね? それが組織の経営にどのように寄与するのでしょうか?」

「活動をきちんと記載することで、組織に対してどのように影響を及ぼしたかが明確になります。それが経営に寄与することに繋がります」

「(電気○とく子さんを購入しても、お父さんの小遣いはあがらないっつーねん)」

2016年8月14日日曜日

事業継続計画(BCP)

東日本大震災後に事業継続計画(BCP)関連が持ち上がり、
当社でも似たような手順やら規定やらができました。
それに基き、食料やら水が3日分確保される結果となったわけです。

なぜ3日なのか? と言う基準ですが、どうにも「支援の手が届くまでに必要な最低
限の日数」として「3日」と言う基準があるようで、辿ると大本は総務省のようで
す。

東日本大震災を経験した身としては、3日は短いと思っており、今回の熊本地震で、
やはりというか同様の問題が起こっているようです。

支援の格差が顕在化 自主避難所把握しきれず 熊本地震
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160420-00010002-nishinp-soci

2016年8月7日日曜日

無責任な退職者達

>>
今居る理事や経営層が、「自分が逃げ切れば後は知らん」
という考えならともかく、
そうでないなら今の内に方針転換しないといけないのではと思います。
<<

第三者機関についてコメントした内容です。

今回は、退職後に中韓の企業に雇われる技術者達がいます。元会社で作っていた物を
別の会社で作るというケースです。

ある側面から見ると、表題のとおり「無責任な退職者」に該当するんではないかと。
企業で得た技術なんかは、自分が退職後でもその企業の中で育まれていきます。
退職前には当然、自身の後任者がいるわけで、そういった人たちにその技術は引き継
がれていくわけです。
引き継がせた技術を別の組織の人間に指導する行為ってのは、「前の会社に対する背
信」とまでは言いませんが、後任者に対する不義理を働いているのではないか、という考
えがあります。

敢えて悪い言い方をしましょう。
彼らの行動は、「弟子を殺す」という行為に等しいと。

弟子とは後任者のことです。弟子の職を奪う行為を行っているわけです。そんなこと
をするなら最初から育てるなと。
言い換えれば、自分都合でペットを捨てる人がいますが、そのくらい無責任な行為です。


以上は、恣意的に悪く言えばの話です。実際の所、移籍前の状況次第ではあるんです
けどね。職場の人間関係が良くなかったとか、一方的に利益を搾取されるような関係
だった場合は、むしろさっさともとの職場潰しちゃえよと(ぉぃ)
ただ、職人気質の人でそういうことをやってきた人は、やっちゃいけない行為です
が。