2016年8月14日日曜日

事業継続計画(BCP)

東日本大震災後に事業継続計画(BCP)関連が持ち上がり、
当社でも似たような手順やら規定やらができました。
それに基き、食料やら水が3日分確保される結果となったわけです。

なぜ3日なのか? と言う基準ですが、どうにも「支援の手が届くまでに必要な最低
限の日数」として「3日」と言う基準があるようで、辿ると大本は総務省のようで
す。

東日本大震災を経験した身としては、3日は短いと思っており、今回の熊本地震で、
やはりというか同様の問題が起こっているようです。

支援の格差が顕在化 自主避難所把握しきれず 熊本地震
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160420-00010002-nishinp-soci

農村部の場合、食料については農家が「身を切って」周囲に提供します。発電機など
も備えた農家はありますので、問題になるのは水でしょうか?
井戸があればそこから供給する形にはなるでしょう。
そのような人たちに、後からフォローを「今回もしない」のでしょう。

そもそも、大地震が発生した場合、被害が広範囲に及ぶのは当たり前なんですけど
ね。その広範囲への被害箇所に対して「支援の手が届くまでに必要な最低限の日数」
として3日は、本当に妥当なんでしょうか?
実際、3日では届いていないところ多いようですし。

実際のところ、7日は必要だったようですね。
ちなみに今回の熊本地震は『大震災』には当たらないそうです。アベ総理が国会で
はっきり発言しましたしね。(大震災ではないので、消費税は予定通り10%に引き
上げると当初はそう姿勢を見せていました)
大震災でないのに、当初設定した3日では不十分だったと。

はてさて。総務省は今回の件を勉強してきちんとPDCAをまわすことが出来るので
しょうか。
具体的には3日という日数を引き上げる方向で修正できるでしょうか?

見物ですね。

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