ISOの審査といえば、第三者審査。
第三者審査といえば、規格に基づいて、規格の要求事項が、組織が決定したルールなどが適合しているから、組織の決定したルールが職員に周知、徹底され、きちんと運用されているかなど、適合性審査とも表現されるものと思っていました。
その認識があるため、本審査では審査員に対して適合性に関係ない部分の発言及び改善の機会などに記載しようとした場合は、徹底的に確認作業を行ってきた関係で、最近は審査員も何も言わなくな(ry
しかしながら今回手に入れたISO9001の審査報告書(私は直接かかわっていない)の内容を見て、その認識が揺らいでいます。
審査報告書はJABにも提出されると聞きました。そのことから、報告書の内容が誤っている場合は当然、JABから審査機関に指摘や修正などの指導が入る物だと認識しております。
しかしながら、審査後暫くしますがそのような情報は一切入っておらず、ゆえにJAB公認の報告書と相成ったわけです。
『注目すべきポイント』
ネタでもなんでもありません。「注目すべきポイント」という項目が報告書に存在するのです。
他にも『シニアが注目すべきポイント』という意味が理解できない項目が存在するわけです。
そして中身は
「目標に「売り上げ増」も設定されていますが、請負部門のため自由に活動できない現状があります。類似する業種などの請負業務をインターネットなどで調査し、周辺の仕事の状況を把握するのも一考でしょう。」
と、このようなことが記載されているわけです。
有益かどうかは置いておくとして、こういう具体的なアドバイス的なものを報告書に記載する行為については、コンサルトに該当する為NGと言う認識でしたが、ISO審査はいつからコンサルタントOKになったんでしょうか?
ねぇ、JABさん。
これぞまさしく「お茶を濁す」というヤツでしょうw
返信削除JABではなくてストレートを思いっきりブチ込んでやりたいw
>ストレート
削除うまいですね。
今回入手した報告書には、こういうコンサルティング的な意見が延々と記載されているわけです。
まぁ、正直言えば、今の経営層には耳に痛い正論もそれなりにあるので、まさしくマネジメント(中間層以上の人たちにとって)に対してはストレートをブチ込んだような報告書でしたww