2013年7月15日月曜日

靴屋のシステムってどうなってんの?

表題通りです。そして駄文です。

本日、夏靴を購入するために、靴屋(東京靴流通センター)に行きました。

購入した夏靴の値段は、2990円。 隣に1990円のタイプのものもあったのですが、「LL」と表示されており、サイズが不明であったため、同じ「LL」でもサイズが表示されていた2990円の方を購入する運びとなりました。
(私の場合、靴のサイズは27.5~28なので、デザインよりもまずサイズあり気になります。

ここで購入する品は大抵が中国産で、経験から品質は諦めています。

年間あたり一足から二足は買い替えを覚悟で(まぁ、夏靴なので年一足と言う感じかな)いつも購入。これは、文字通り靴が壊れて(穴が開いたり底が抜けたり)しまうためです。
まぁ、その程度の品質に対してこの値段は、安いのか高いのか不明ですが……

そんな帰りに考えていたのは、昔は数年に一足の買い替えで、値段は7千円くらいしてたなぁというもの。
そんなうろ覚えで比較です。
スタッフ数値段買い替えサイクル
15,000~10,0001年~3年
31,000~5,0000.5年~1年

昔は個人商店を利用していた気がします。(またはスーパーや百貨店の店舗)
なのでまぁ、こうして比較すると、採算が取れているんだろうか? という疑問が帰り道の中で思い浮かべて考えていました。
基本的には歩き派なので、その間の暇つぶしで考えてた。

昔は置いておくとしても、スタッフはバイトとして時給750円。ホールの責任者が一人でまぁ時給千円としても、時間当たり二千五百円の利益を上げなきゃ赤字です。
光熱費や設備の管理運用コストはいくらか不明で済んで、まぁ+3500円とします。(此処にいない人間の事務費なども含めてということで)

一時間当たり、6千円の利益(売り上げではない)を見込むと、単純な売り上げとしても時間当たり三足以上。実質5足から6足は売れないと難しいのでは?と思うわけです。
外に出してある靴の値段なんてびっくりですよ。750円とか、そういう値段で出してるんだもん。

ここまで考えると、今度は一足当たりの原価が気になります。
土曜日、昼の二時~三時の時間帯で、入っていたお客の数は、私を含めて二名ですよ。買うのを決めていたし、買える範囲(靴のサイズの問題)が限定されていたので、選ぶのに私の場合は時間がかからないと言っても、普通のサイズの方であれば、入店から購入までの一連の流れとして30分とします。(上記の私でも15分は使用しました)
時間当たり、4人とすると、4人の購入品平均額を仮に、私が購入した金額の3千円とします。売り上げとして一万二千円/時間。
純利益で一割を見込むとすると、12,000-6,000-1,200=4,800/4=1,200円。

3000円の靴の仕入れ値が1,200円

ん~、実際、平日やら時間帯やらを考えると、仕入れ値がこれじゃトータルで赤だろうなぁ……と思うわけですよ。
そうなると、稼ぎ時の時間帯でこれですから、実際はもっと利益率の高い状況でないと厳しいと感じます。
となると、人が一番来る時間平均で4人。過疎時間帯がほとんどと考えると、一時間で2足くらいかなぁ……いや、それだと仕入れ値が100円とか200円とかじゃないと、、、、でも100円ショップでもスリッパなんかが売られていることを考えると、50円~100円くらいでもおかしくないか。


と、さらにここまで考えたわけですよ。となると、値段が安すぎて品質に非常に不安が出てくるわけで(汗)

ほんと、靴専門店って、一体どんな経理システムで回しているんだろう?

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