2014年5月10日土曜日

3Dプリンタは規制されるべきか?

記事:殺傷能力がある拳銃を作れる3Dプリンタは法的に規制すべきか?
記事:3Dプリンター「法制上の問題含め対応」

法的に規制しようという動きとそれに対する感想の記事です。

この記事に対する感想の中で、作った銃器が使えるのか?ちか、弾が問題で銃器はあまり意味がないだろう、とかいろんな意見があります。
まず、前者に対してはデータを公開していた人が射撃テストを実施して問題がないことを証明していました。
また、逮捕された人は銃弾についても作成方法の一部を公開していたそうです(薬莢の問題はあったようですが)

なので、この不足する二点についても補てんするまで情報を公開していたという事実はかなり問題であるとは思っています。
まぁ、それで「銃刀法違反」で逮捕するってのは、なんか見せしめ目的で、逮捕する為の名目で「銃刀法」を持ち出しただけのような気がします。

国家公安委員長は警察だけでなく関係者と連携して対策を検討していく」とコメントしているようですが、現実的な問題として、どういう風に抑止するつもりなのかはさっぱりです。
まぁ、「3Dプリンタで銃刀器を作成してはならない」と言う一文をつけて終わりのような気がしますが、、、
それに、一体どれほどの効果を見込むことが出来るのか。
(すでに、銃刀法違反という法規制があるので、はっきり言って法規制ではどうしようもないでしょう、と言う感想)

ただ、今回気になる点が二店あり、感想を書くことにしました。


1点目は割と迅速な対応だなぁ、と思った部分。

政府側及び官僚側には、余程後ろ暗い人たちが多いのでしょうか? 銃殺されるようなリスクを抱えている人たちがw



二点目は、まぁこれとは別の話です。
プリンタではありませんが、スキャナーなんかはお札をスキャニングできない用に制限の掛けてある物もあります。
印刷時でも制限の掛かっているののがあると聞いたことがあります。

とはいえ、スキャナーでは従来、硬貨の制限まではかけてなかっただろうなぁ、、と言う感想があります。
試していませんが、紙幣ほど簡単に偽造できる物ではないので)

しかし、3Dプリンタではその「硬貨の偽造」が可能です。しかも、紙幣と違ってスカシやら保護フィルムやら和紙を使用しているなどの偽造対策は施されていないんじゃないか?と言う点。
まぁ、一円玉については偽造はしないでしょうが、、、500円玉なんかは費用対効果で元が取れそうな気がします。問題は重さでしょうが。

銃の規制は難しいという感想ですが、世界各国の硬貨については、システム上で制限をかけておくことは、倫理や法律上ではなく、経済上必要であろう、、、というものです。


銃なんかよりもよっぽど重要ですから、こっちをしっかり話し合ってほしいですねぇ。

2 件のコメント:

  1. 殊更のように騒いでますが、水道管を使った擬似銃なんて昔からある話ですしね。いくら銃があっても弾や火薬が無ければ何の意味もなく。
    それはそうとして先日、ウチの工場に無電極ランプの売り込みがありました。「検討しろ」と言われたので、マサ(柾)様の記事をかなり参考にさせて頂きましたw どうも有難うございます。

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    1. 返信遅くなって申し訳ありません。
      >参考
      いえいえ、役に立ったなら幸いです。

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