2020年3月14日土曜日

新型コロナって、汚水環境でどの程度の生存能力を有するのか?

排水菅経由で新型コロナに感染したというニュース記事があります

昨年の台風による武蔵小杉のタワーマンションにて発生した下層階での、汚水逆流問題。
もし、タワーマンションの住民で一人でも新型コロナに感染してしまうと排水菅経由で下層階の住民へ間接感染する危険性を孕んでいると考えられます。
武蔵小杉に限った話ではなく、下水道に直接排水を流す仕組みでないマンションや集合住宅は、同様の問題を抱えていると判断できます。

予防としては、サンポールやキッチンハイターなどの「塩素系」の洗浄液を、トイレタンクやトイレの受け水・シンクに数滴たらした状態を維持すれば、殺菌消毒効果があるんじゃないかなーと思うのですが、どうでしょうかね?
家族が感染した場合、連鎖的に感染を防ぐためにも、水周りの対策は必要じゃないかなと思うのです。
なのに、なぜかトイレットペーパーばかりが売れて、トイレの洗浄剤関連は売れ残っているという不思議な状態が発生していますが。

前振りです。


新型コロナの生存時間はどのていどなのか?

<引用>
環境中における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2の残存期間は現時点では不明である。他のコロナウイルスに関しては、20度程度の室温におけるプラスチック上で、SARS-CoV では 69 日、MERS-CoV では 48 時間以上とする研究がある。
・インフルエンザウイルス AH1N1pdm09 の残存期間は数時間程度であり、SARS-CoVMERS-CoV はインフルエンザウイルスに比較して残存期間が長い。 SARS-CoV-2 についてもインフルエンザウイルスに比較して環境中に長く残存する可能性があり、医療機関や高齢者施設、不特定多数が利用する施設内、濃厚接触者の自宅においては、アルコール清拭による高頻度接触面や物品等の消毒の励行が望ましい。

このようにコメントしています。しかし、汚水環境での生存時間に関しては記載がありません。

環境省は廃棄物処理にお新型コロナウイルス対策を公示しています。
インフルエンザウイルスとは格別の扱いを行っており、汚染廃棄物からの感染力と生存時間について、公表されていない情報を所持している可能性があります。



さて、それを鑑みると、一般廃棄物、産業廃棄物経由からの感染拡大は防止できる方向のようですが、問題は下水関連です。

下水道
排水処理設備
東京湾へ
トライアスロン・マラソン水泳選手・スタッフ感染
選手村経由で他の選手・スタッフ感染
競技会場で他国の選手・スタッフ感染
オリンピック主催者に感染

新型コロナに関係なく、下水の処理について問題視されていましたが、今回のケースでのっぴきならない事態であるのではないか?と懸念しています。

そして、オリンピック開催にこだわり、選手や関係者の安全をないがしろにしているように見える組織委員や関係各所に期待できるでしょうか?できませんよね?


となると、新型コロナウイルス含有の汚水が東京湾に垂れ流しになる。という前提で考えて行動する必要があり、最初の「塩素系」で水周りを「殺菌」しておくとなるわけです。塩素を含んでいれば、下水がそのまま垂れ流されても塩素濃度の関係で、東京湾に流れ込んだ新型コロナを殺菌してくれるんじゃないかと。

現状ではどうしても情報が不足しており、本当の意味で正しい行動が取れません。

であれば、取れる対策としては最悪を想定した上で行動するしかありません。
現在の日本政府や厚生労働省のように、事態が変化したら「さぁどうしようか?」と考え出すような「アホな行動」ではなく、事態が変化しても「事前に準備対応していたので問題なし」として慌てる事の無い様にしたいですね。

以上より、
水周りの清掃と殺菌消毒はしっかりとしておきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿