2020年1月31日金曜日

Rakuten Mini 画面が小さい?使いにくい?


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世界最小 最軽量を謳っています。

実は、ちっこいスマートフォンというのは他にも存在します。



ソニー(SONY) ソニーのXperia TIPO ST21i

このスマホを持っているので、小さいスマホの使い易さやら使い難さやら言われている部分については、実体経験で語れます。

利用範囲を考慮すれば、Docomoのカードケータイも比較対象にするべきでしょう。
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まずは双方の比較から。


Rakuten MiniXperia TIPO ST21iKY-01L
サイズ(高さ//厚さ)106.2/53.4/8.6103/57/1391/55/5.5
重量(g)7999.447
ディスプレイ3.6inch
TFT
1,280x720
3.2inch
TFT
480x320
2.8inch
E-Link
600x480
発売日201920122018

世界最小、最軽量と謳っていますが、どうやら「お財布ケータイ対応」という但し書きがつくようです。

さて、サイズ的に大きな違いはなさそうなので、Xperia TIPOを使っていた経験からレビューしてみます。

Xperia TIPOの場合、バンドラジオが使えたのでラジオ、オーディオプレイヤー、電話機として使えます
あと、一部のゲーム(2D系)で比較的動作が軽い物もいけました。(将棋とかドラゴンクエスト1とかw)
当時はチェインクロニクルというゲーム(3D)もインストして遊んでたりします。今はもうスペック的に無理(重くなりすぎてる)なので、アンインストールしましたけど。

以上の経験を踏まえた形で述べると、Rakuten Miniは画面が小さくても(解像度より)従来ゲームはゲーミングスマホやハイスペックスマホで遊ぶことを推奨しているタイプで無ければ、できなくは無いという感じですね。現状のローエンドマシンで遊べるアプリなら問題なさそうです。

ネットサーフィンやネット小説、koboの小説などは十分読めると思いますし、ニュース系のアプリに対しても問題なく利用することが可能でしょう。
SNSも基本問題ないと思います。
HDMITYPE-Cによる画面ミラー機能があれば、コミックを含めた大画面にも対応かのうでしょうから、そのあたりの機能がどうなっているのかが気になるところです。

フリック入力メインだとそこまで気になる物とは思えません。

問題点はキーボード系入力がメインの人には使いにくい点です。
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中間まとめ

・キーボード入力をしない。
・スマホでゲームはそこそこする。
・小さいスマホを検討している。
・お財布ケータイ使いたい

といったユーザー向けの商品ですね。ただ、現在使っているスマホを「買い替えて」まで欲しいかというと、微妙でしょう。
次のスマホの購入時に検討するかどうかといったところですが、そういった層に対するシェアの割合はいったいどれだけあるのか不明です。

中間まとめでは未知数ですね。個人的には一割あれば多いほうと見ています。


続きです。

さて、このスマホの売りは「お財布ケータイ対応」という部分でしょう。
むしろ、それ以外に導入メリットがあまり感じられないという本音もあります。
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ただ、「お財布ケータイ対応」目当てで導入するくらいなら、Felica対応スマートウォッチ導入を薦めます。
というか、このスマホの競争相手は実は従来のスマホではなく、スマートウォッチでしょう。
なにしろ、既存のスマホに置き換えることを目的とした製品とは思えないからです。

老人向けの場合は、カードスマホかシンプルフォンの方が望まれると考慮します。

この挑戦自体は望ましいと思いますが、方向としてサイフが要らなくなる」ではなく「サイフの中に入る」だったのではないかなと。

そうすれば「スマホカバーのカードケースにも入る」から、セカンドマシン(サブマシン)として、シェアも十分望めたのではないか?と思う次第です。

総合まとめ

京ポンと呼ばれたガラケー(ウィルコムのPHS)があるのですが、位置づけとしては同じ立ち位置っぽいですよね。
良い製品ですが、購買層が偏っておりマニア向け製品といえばよいでしょうか。
ですので、正直あまり売れないでしょうというのが感想です。


売れるにはどうすれば?

先ほども申し上げたように、カードフォルダーに入るカードサイズにするか、
「タバコの箱」くらいのサイズであり、二画面タイプで、実際の画面サイズは5インチ~6インチ程度であるとか。


現状では「売り」が弱いわけです。だから、「小さくても大きい」という矛盾を内包した製品に仕上げるなどの「売り」を用意してあげるなどの工夫は必要でしょう。

カードタイプについては、電子書籍ペーパーKoboで培った技術を生かして、もっと超小型化し、E-LINK画面のandroidにしてしまう。

二画面については、既存で販売されている物をベースとしてそれをそのまま小型化する。フレキシブルタイプのELパネルを採用して開いたら一つの6インチ画面が現れる。

または、両面画面仕様で片面E-LINK画面とし、カラーと白黒を切換える又は両画面有効にも出来る。

このほかでは、もっと小型化を徹底的に追及し、付随する機能やアプリを削除し、ウェアラブルデバイスと連携することを前提とする。

プロジェクター出力機能、HDMI出力を搭載や、オプションでモバイルモニタとドッキングする(ASUSが昔出していたPadFone2ような奴)

といった感じです。
このままでは製品として突き抜けてないのでマニア受けもしない。
現行機は微妙すぎるので、後継機に期待でしょう。

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