2020年3月19日木曜日

新型コロナとイブプロフェンとの攻防(記事)

記事:コロナウイルスにかかったら飲んではいけない薬:フランスの厚生大臣が発表3/15(日) 9:30
記者「飲まないほうがいいよ」
記事:新型コロナに罹ったらイブプロフェンは飲まない方が良いのか3/16(月) 22:52
記者「実際に確かめたわけではない。分からないのが実情だ。自己判断するな」
記事:「イブプロフェンで悪化」「エアロゾル=空気感染」は誤り!? 新型コロナめぐる“真偽不明”情報に注意3/17(火) 14:30
勝田吉彰・関西福祉大学教授「フェイクニュースだ。インフルといった他の感染症と混同している」
記事:「このウイルスは見る限り…」新型コロナ陽性のアーセナル監督の妻が語る3月17日(火) 19時8分
ロレーナ・ベルナル「イブプロフェンかパラセタモールを飲んだだけで、すごく調子が良くなりました。深刻なものではありませ」
記事:イブプロフェンに注意 新型コロナ疑いならWHO3/17(火) 23:30
WHO「調査を進めている段階だ」
記事:医師が提言する「いまやめるべき薬」、ウイルスに備えるために
薬剤師「お茶を飲んでください。飲んでる薬があれば、医者と相談して薬の量を減らしてください」3/18(水) 6:07
記事:新型肺炎にはイブプロフェンの服用避けて、症状悪化させる恐れ WHO3/18(水) 8:16
WHO「症状のある人、疑わしい人はイブプロフェンを飲むな。飲んだから感染を促進させる。服用するならパラセタモール (アセトアミノフェン)だ」

WHOと勝田吉彰・関西福祉大学教授の見解が分かれました。



個人的な見解です。

単純な感想で言えば、本来ならWHOの見解を信用するのですが、新型コロナのWHOの対応から微妙なところ。
TOPはアホですが、部下や関連組織は優秀だという話もありますが、、、、
どっちを信じるべきか?は、ちょっと考察が必要です。


考察

勝田教授のフェイクニュースと断罪した根拠は、元となる情報がまったく流れてこなかったことに由来しています。
ただ、この姿勢について似たような事例を思い出しませんか?厚生労働省の対応です。
「飛沫感染は報告されていない」など、「情報がないから」という前提で「リスク対策を放棄」して今回のように感染拡大に至った事例に。勝田教授のコメントと記事を見ると、「同じスタイル」であることが分かります。

「否定する情報があるから、それはありえない」
これならば、その情報の真偽についてキチンと考察しているのであれば納得ですが、

「肯定する情報がないから、それはありえない」
これは問題となる思考パターンではありませんか?

今回の勝田教授の見解の「是非」は置いておくとしても、勝田教授の「思考パターン」は、私は問題だと判断します。
平時ならともかく、「情報が出そろっていない」「緊急事態」における「有識者」としてコメントを貰うには、適切な方ではないのではない。

と思うわけです。
結果的に勝田教授のコメントが「正しい」場合であっても、上記より自体が終息するまではこの方のコメントは「信用してはならない」のではなかろうかと。

ではWHOについてはどうか?
TOPの危機意識のなさとコメントは問題ですが、この手の「具体性を伴う見解」については一度出してしまうと「間違いでした」が許されない背景もあることよりとりあえず信用しても良いと思っています。

以上が私の感想となります。

0 件のコメント:

コメントを投稿