2019年1月26日土曜日

eラーニング

ある時ふっと現れた「eラーニング」という言葉。

言葉が登場と当時にこの用語を使う人に対して「あ、意識高い系(笑)の人だ」と思って
いました。
現状でもあまり一般的に使用される(使用頻度としても)ではないようです。

辞書を調べてみても、かなり限定環境下でようやく使用する言葉のようです。

イー‐ラーニング【eラーニング】の意味
《electronic learning》コンピューターを利用した教育や学習。インターネットを利用する場合はウェブベーストレーニング(WBT)ともいう。コンピューターベーストレーニング。CBT。

学生生活の中ではまずお目にかからない、社会に出て初めて出てくるところもあれば出てくるというものでしょう。

さて、そのeラーニングですが、その殆どが用語の意味からするとWBTだろうなって思っております。
インターネットを利用しないとなると、「パワーポイントの資料かPDFの資料を配布して終わり」というだけの物になりそうです。
受講後に問題をやらせるなど、「受講済みであることを示す記録」を求める場合、その記録の提出方法でメールなどを利用した場合は、WBTになるでしょうか。

まったくインターネットを利用せずに「eラーニング」をしようとなると、中々敷居が高そうですね。(社内ネットワーク、ローカルネットワークはインターネットじゃない。グローバルネットワークがインターネットだ、とするなら範囲は広がりそうですが)

ここまでは余談です。



ここから本題。

正直、形式で実施していた旧来の講習や教育といった呼び方が現在も主流なのに、電子上という環境の違いだけで、教育の部分を「ラーニング」という呼び方に変えて用語造る意味が分からないんですよね。
「電子教育」とか「ネット教育」とか、従来の用語と組み合わせるなり、用語からなにを意味するのか想像しやすい言葉に何故しなかったんでしょうか?

辞書にはありませんが、官公庁は「Web講習」という言葉を使用しているようです。
eラーニングはカッコで囲んでいます。

まぁ、確かに見かけるeラーニングの形式はブラウザ上でアクセスを行って行うので間違いじゃないかなと思います。

以上より、「eラーニング」なんてわけの分からない用語ではなく「Web講習」という言葉で統一しましょうよ。

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