2017年6月9日金曜日

WEBサイトの推奨動作環境でIEはもうやめないか?

件名にある通りの内容です。
ブラウザーのシェア、IEとEdgeの凋落が続く

こちらの記事を見ると、IEはかつてのシェアを失っています。
スマホがパソコン市場のシェアに切り込んでいる件も無視できないというのもありますが、マイクロソフト自体がIEからEdgeに移行している背景を考えると、WEBサイトを製作するに当たり、すでにIEで動作確認やレイアウト確認することは、推奨できない環境化にあると考慮した上での件名となります。

では何処のブラウザを基準とした方がいいかといえば、下記のサイトを参照するとChromeに軍配が上がる結果となります。
IEが減少の一方、Chromeと
Firefoxが増加 - 5月ブラウザシェア

Chrome約6割
IE約18割
Firefox約12割
Edge約6割



IEそのものが何時まで使用できるか分からない面もありますが、一番の問題はセキュリティでしょう。
IEの場合はさらに、マイナーアップとメジャーアップがあります。IE9とかIE11とか表現されているあれですね。
古いIEで作ったサイトが新しいIEのバージョンに対応してないとか、ざらにありますよね。

とまぁ、従来からIEを基準でページを作ると問題はあって、今回主張するセキュリティの問題は潜在として存在してたわけです。
業務用パソコンがIEのバージョンの関係で更新できないというのも馬鹿らしいですしね。


となると、動作環境として適切なブラウザはどういったブラウザか?

先の結論では、シェアが現状Chromeに軍配が上がっているからという理由です。
しかし、他のブラウザとの関連を無視するか?という点とシェアが変動した場合はどうするのか?という問題があります。

ではどういった物を基準として作成するのが望ましいのか?

理想的なものとしては、まず第一に「OSに依存しない」というものでしょう。
とはいえ、OSがMACだろうとアンドロイドだろうとWINDOWSだろうと、ファイルをコピーしてアプリケーションを実行すればブラウザが立ち上がる、というのは中々選択に厳しい面があります。

なので、落とし所は「LINAX系のOSやWINDOWS系のOSなど、複数のOSにサービスを提供して
いるブラウザ」となります。

ChromeとFirefoxとかですね。

次に考慮するのは「ブラウザのバージョンに依存せず安定動作する」という点です。
これは「なにを選択するか?」によるかによって、結論が違ってくるでしょう。
作成するWEBサイトが「CSS」を使用するか? JAVASCRIPTを使用するか? FLASHを使用するか? HTMLは4を基準とするか5を基準とするか? などですね。

FLASH関係は終息方向にあるので、選択しない方がよいでしょう。
現状、各ブラウザはアドインをインストールすることで対応していますが、それが何時まで?という点がありますし、わりとセキュリティ管理がめんどくさいです。FLASHのバージョン管理もしなきゃならない面を考えると除外するのが無難です。JAVAプラグインも同様ですね。バージョンによって挙動が変わるとか。


個人的にはHTML5が出たので、HTML5をベースにする。
JAVASCRIPTはONとOFFの場合で表示するページを分けることが可能ですので、分けてしまったほうが間違いは無いでしょう。
CSSは「スタイルシートを使用しない」とユーザーが選択した場合でも配慮されたデザインを提供する。


個人サイトならまぁ、気にしなくても良いかもしれませんが、お金を貰ってWEBページを作ってたり、何らかのサービスを提供している人は、最低限この程度は対応してもらいたいですね。

おい、イントラマートを提供しているN社、おまえらのことを言ってんだよ。うんぜん万かけていれたのにIE9しか対応してませんとか、馬鹿じゃねーの。

0 件のコメント:

コメントを投稿