2014年10月4日土曜日

沼の上に太陽光パネル

記事:ため池に浮かぶ太陽光発電所が稼働、3400枚のパネルをポリエチレン製の架台に
分類とすれば、水上太陽光発電施設というやつでしょう。

グーグルマップではここのようです。




記事作成状況ではまだ画像は更新されていませんので、更新されると記事のような感じに表示されることでしょう。
ご存知の方はご存知ですが、発電の買い取りについては規制が始まっていますから、これ以上こういったものが増えることは無いと思います。
この買取受付中止の件について菅元総理は電力会社の怠慢だと主張しているようですが、、、記事はこちら
 個人的にこのような挑戦は嫌いではないのですが、どのようなトラブルが発生してどのように対策を打つのか、そういった情報は欲しい所です。基本的に運用ってのは失敗の繰り返しで失敗を積み重ねることが重要と思っていますので。

さて、沼だろうと湖だろうと、そこに浮かべることによるメリットは何だろう?と考えてみました。

浮遊させるため、基礎工事入らないことによる工事費と工期の短縮化でしょうか。
引き込み線の接続部であるパワコンや風などで移動しないように固定する必要はあるでしょうから、基礎工事が全くないというわけではないでしょうが、、、、
元々農地って所は余り地盤が良くないので、休田に作るよりかは何ぼかましかもしれません。

他には、雑草などが生えないようにするための措置が不要になる点でしょう。沼もいろいろと水草が生えはしますが、大きく生えたりはしませんので無視してもよさそうです。(水位が低すぎる場合は別ですが)

デメリットとしては、水物なので機器類の防水がどれだけ対策を取られていても、紫外線といった経年劣化は発生しますから、劣化の激しい所から腐食が進むだろうという点です。(どこが激しく劣化するのか?というポイントの取得は悪くは無いと思いますが)

日光を遮る為、沼の水質にどのような悪影響を及ぼすのか? というところでしょう。
農作物にどのような影響があるか予測がつきませんしね。

そうそうは無いでしょうが、沼の水位がなくなったらどうするのか?というものもw


こうして考えると、使用なくなった農地に太陽光パネルを設置するより何ぼかましに見えてくるのが不思議ですねぇ……

なにはともあれ、一つ言えることは(これがいいたかっただけ)、太陽光、マンションや農地、ひまわり型(太陽追尾型)と比較すればこっちの方がまだましだろうと(ぉ)





すすめるなら駐車場の屋根ですけどね。パーキングに屋根を!!

4 件のコメント:

  1. >菅元総理は電力会社の怠慢だと主張しているようですが
    カン氏には是非、ご自宅の電源を電力会社から切り離していただき、全電力を「再生可能エネルギーだけ」で賄って頂きたいものです。話はそれから聞きましょう。

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    1. 名古屋鶏様、いつもありがとうございます。
      >話はそれから聞きましょう。
      頭も覚悟もすっから@ン相手では、一生話を聞く機会は訪れないでしょうね。


      本当に太陽光だけで賄って生活してしまう化け物(変態)であれば、もっとまともな政策も出来たでしょう。

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  2. するとその沼に生息していた生物は太陽光が届かなくなって死滅するわけですね
    生き物の中には希少生物、いやその沼にしかいないばい菌なんかもあったりすると、これは生物多様性に反する重罪です
    いやあ~環境って難しいですねえ サヨナラ、サヨナラ

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    1. おばQさま、まいどです。
      水田農法もそれを前提として土壌の微生物や周辺の生物が安定した状態にあります。
      (最近はすぐに水を抜いてしまう関係で、かなり影響が出て来ているようですが)
      デメリットで記載しているとおり、安定状態に手を入れるわけですから、どのような影響を及ぼすのか心配する所です。

      この用水を使用している農家に迷惑が掛からないことを願うところですね。

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