2018年7月19日木曜日

2020年のオリンピック猛暑ばかりの対策して他は?

東京五輪 暑さ回避の日程承認

記事の中身はともかく、このような話題が出るのは連日の暑さからだと思います。

不要な外出避けて きょうも午前中から猛烈な暑さ

気象庁が温度マップを出しているのですが、35度以上の紫が最大です。


軒並み35度以上ってのはすごい。


正直、今は曇りか雨が欲しいですし、そう思っている人は多いかもしれませんが
今の快晴ってのはある意味「天の恵み」なのかもしれません。

理由は先の天災によるものです。

平成307月豪雨

この豪雨後の猛暑にあたるのですが、何でも高気圧が二つ重なっている為だそうです。

続く猛暑の原因は 2つの高気圧が「2階建て」構造

ものすごく暑くてしんどいのですが、この高気圧がないと台風10号が日本にやってくる可能性があるんですよねぇ。

台風画像 全国の天気図

高気圧のおかげで台風が中国の方に逸れているともいえますが。

現在、堤防が決壊しているということは、次の大雨の時に再び川の氾濫が起こりえるわけです。

となると、台風が連続してこないというのは非常にありがたいことなんでしょう。

なので「天の恵み」とか「慈悲」なのかもしれません。




さて、その猛暑への対策ですが、東京都知事なんかは「そうじゃねーよ」と突っ込みを入れれらるコメント(首にクールタイルを巻いて対応)をしていたりと相変わらずですが、官公庁の方々は猛暑への対応について、「ヒートアイランド」の影響をキチンと考慮したうえでの対応策が練られているとは思えないんですよね。
ぶっちゃけ、その内「日傘を指して」とか言い出しますよ。

そうじゃなく、建物の壁や窓ガラス、アスファルトからの照り返しや「輻射熱」をどう処理するのか?が重要ポイントです。
また、主人公であるアスリートに対してどのように対応するのかも、置いてけぼりです。
建築物を増やすということは、ヒートアイランドを促進するということです。
石材の蓄熱効果を理解していなければ、場当たり的で効果の不明な対応策しかできません。

 このままでは東京オリンピックは大コケすると思います。


 さらに、問題は猛暑への対策だけじゃありません。
今回のような大雨による堤防の決壊が東京で起こりえないとは限りません。
オリンピック期間中に発生しないなんて、断言できるでしょうか?

出来るわけがありません。

では堤防の現状はどうなのか?

荒川の完成堤防率は63%(H30.3月)だそうです。

江戸川のスーパー堤防もよくわからんです。(完成のめどが立っていない)

多摩川は下記の資料をみると、大丈夫そうではありますが。

 これらを見れば、安心できるはずがないですよね。



 失念しがちなのが地震です。
日本人は地震なれしていても観光客はそうではないという点も重要です。

避難経路へのアナウンスとか、オリンピック期間中限定で非常食の増加なども必要でしょう。

 これらの対策はどうなっているんでしょうか?

東京に住んでいますが、そういった情報が入ってこないことに、
非常に不安を覚えるんですけどね。


 現状をみるともうね。オリンピック止めましょうよと強く思いますわ。

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