2015年1月20日火曜日

倒産(?)してた……

暫く体調崩していました。年を取ると治るのが遅いですね・・・・・・・本日は久しぶりの所見です。

働いている会社が倒産したわけではありません。


月に一回、給油(及び灯油の購入)する必要があるため、会社の帰りに安いスタンドに寄っている(通勤路上のスタンドを利用するのが一番良いのですが、単価が7円違うので寄り道してそこで入れた方がお得)のですが、その時、不二家の販売店の前を通るのですが、そこか潰れていたというやつです。

先月はまだ看板がかかっていたのですけどね、、、クリスマスシーズン直後か直前かはわかりませんが、年度末前に潰れるというのはかなり経営が厳しかったんでしょう。





不二家といえば、先月カビ問題が発生していました。
この問題発生によるネットの反応の一つに

「この前もトラブル起こしたばかりだろ」

というのもあります。

この「この前」というのがいつなのか、Wikiを確認したところ、
2007年1月11日 - 消費期限切れの材料で一部洋菓子の製造が行なわれていたことが報道され、すべての洋菓子製品の製造販売を休止(後節にて記述)。
2007年1月15日 - 期限切れ原材料使用問題で藤井林太郎が責任を放棄する形で社長辞任を表明。
このように、2007年までさかのぼる漢字となりました。

10年経っていないとはいえ、7年強前の出来事です。

つまり、一般消費者の感覚でいえば7年前でも「この前」という感覚なんですね。
(不祥事とかトラブルとかいう前提条件は付くでしょうけど)

7年といえば、小学校に入学した子供が卒業する以上の年月なんですけどね、、、それですら「この前」とは、、、(子供と大人じゃ時間の感覚は違うでしょうけど)


今回このお店の倒産が、「7年前」の不適合が間接的に影響したのか、今回の事件で直接的に被害を受けたのか、単に立地条件の問題なのかはわかりませんが(立地は悪くないとは思うんですけどね、コンビニとかもあるし住宅地も傍にあるし、、、ああ、大型スーパーが影響かな?)、全く無関係と思うのは楽観的なんだろうなと。


ISO的に言えば、緊急事態として登録されていたのか、緩和措置が適切に実施されていたのか? という点でしょうね。
仮に、ISO等の要求に基づき緩和措置が取られたとしても「倒産」を回避できるものではない、というのがある種証明された感じがします。
ISO等では事業継続を保証するものでも約束するものない以上、経営に寄与するなど、ありはしない以上、あたりまえでしょうけども。

閑話休題

カビ問題については正直な所、「じゃぁ、某ハンバーガーのように強力な防腐剤をたっぷりつかったほうがよいのか?」という疑問も先立つので「カビが生えていないから良い」というわけでもないのでは? という疑問が先立っており、カビが生えていないから安全だ、衛生的だとは言えない心情があります。
なので、普通に「カビの生える食品」を販売している方が、ある意味食品の安全衛生が証明された感じもするんですよね。(有害すぎる添加物が大量に使用されていないという意味で)
なのであとは不二家とか特定の食品会社ではなく、しっかり温度管理されている販売店の問題なんでしょう。とはいえ、同グループの他販売店の問題にてとばっちりを受けて倒産するのは馬鹿らしいというかなんというか………


今回のように倒産している販売店を見ると、そこで働いている人たちの雇用・労務の問題もあるんだから、軽い気持ちでツイッターでつぶやくのはなんだかなーと。

直接やり取りした販売店の店員の対応が悪かったようですが、末端の職員まできちんと教育されているはずはなく、さっさと本店に問い合わせればというのが感想としてあります。
公開するのであれば、よほどメーカー本店の対応やら態度くて動きがない場合など、悪い場合限定にすればいいのに。
ISOをとっている以上、外部コミュニケーションはきちんと対応しなければならないので、早々変な対応はないというのが建前なんですし、、、

しかしまぁ、ホント、、、残念です。
特にたまにですが利用していた店がつぶれるというのは、、、ねぇ……

4 件のコメント:

  1. 情報がなくてなんともコメントしようありませんが、ISO9001にしても14001にしても、事業推進における数多くの要因のほんの一部を管理するものにすぎないと思います。ISO認証していればとか、ISO規格通りであればなんて騙る人もいますが、見当違いとしかいいようがありませんね
    某飯塚教授がナンチャラ語っていますが、彼が語ることが正しいなら自分でやってみろと
    ISOは無価値ではないと思いますが、大したものでもないと思います。

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    1. おばQ様、まいどです。

      ISOの場合、価値以前にそれを図るための実績の評価が難しいですよね。
      コンサルなら売上買層とかそういう感じで評価できますが、要求事項という同じコンサルの側面がある割に、一考に売り上げが良くなったという実例を見かけないという、、、

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  2. ISOはともかく。
    現代の日本人は口が肥えてしまって、不二家のスイーツを美味しいと思わなくなってしまったのかも知れません。スイーツは味の繊細さが要求されますが、そうした繊細さは突き詰めれば突き詰めるほどパティシエ個人の技量に依る部分が大きくなり、結果として「良いもの」は大量生産が不可能(再現性が無い)になります。ですから、スイーツはどうしてもFC生産よりも個人経営の方が美味しく感じてしまいます。
    シャトレーゼのように独自路線を作り出せれば、また話も変わったのかも知れませんが・・・

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    1. 名古屋鶏様、まいどです。
      なるほど、単純に競争で負けたというケースもあるわけですな。
      予約なし&ホール買う出来たということで重宝はしていたのですが、この買方は需要的な意味ではレアなんでしょうね。

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