2013年3月1日金曜日

電気代、上がるか!?

このような広告が我が家に届いた。

電力会社からなのだが、要するに「電気代を上げるよ」というもの。



中身を見ると、基本料金はそのままで、燃料費高騰と原発停止による経営赤字の補てんの為に価格を上げるという趣旨の内容です。

詳細についてはすでに各電力会社が公示しているので詳細は割愛しますが、、、

家庭の方はまぁいいとしましょう。
しかし、気になったのが法人です。
こちらも同様に値上げの模様。

基本料金はそのままとしても、企業としてはかなりの痛手ではないのでしょうか。

まずそれが一番に気になりますが、次に原発を再稼働して火力発電所の一部を再び停止・休止した場合です。
従来の状況に戻った時に、果たして電気代は元に戻るのでしょうか?

税金と同じように、一度設定される、上がるとそのままになるような懸念があります。

復興税で25年間、所得税があがりますが、これも25年後はガソリンの二重課税のときと同じように、なんだかんだと言ってそのままになるんじゃないかなぁ。

公務員が国を滅ぼす。とはよく言ったものですよねぇ。

これは、新たな税金に対して新たな公務員が配置されるため、一度配置された公務員の処遇問題があるから税金を下げられないという状況が問題ですから、公務員を首または事業終了宣言がなされた場合は、退職させるなどの措置がとれるように法改正すればよいわけですが、官僚の政治力が強くて政治で替えるのは無理だろうなぁ。

で、今回の状況の最適解は「現状のままで電気代を上げるのを却下する」です。

「努力で800億の経費削減が達成できた。今後も800億の経費を削減するつもりである」

という類の文章が出てきます。

つまり、電力会社は現状の運営においてそれだけの「無駄」が存在したというわけですね。
もし、電気代が上がって経営赤字が解消されようものなら、いくら「努力は続ける」といっても結局は「無駄」はそのまま放置されると。

なので「設備や運営の効率化」に真剣に取り組ませるためにも、赤字という状況で追い詰め続ける方がよいだろうというのが私の所見です。

2 件のコメント:

  1. 原発ってのは文字通り「死ぬほど儲かる」発電です。しかし、その周辺に「必要経費」が山ほど掛かる仕組みになっておりまして。そりゃー社員の保養施設も「必要」ですわw
    実はそれでも昨今の原油高で、電力各社の経営はそれほど良いとは言えません。しかしオール電化を推進してきた手前「上げます」とは言えない状況だったのでしょうね。
    電力財閥はいちど、解体せんとアカンでしょうね。

    返信削除
  2. 鶏様、まいどです!
    電源に関する財源も、きちんと予算委員会を通すようにしてくれれば、それなりに風通しがよくなると思うんですけどねぇ……

    >電力財閥はいちど、解体せんとアカンでしょうね。
    マジ同意です!

    返信削除